うらぬすさんの映画レビュー・感想・評価

うらぬす

うらぬす

幸せの、忘れもの。(2025年製作の映画)

3.8

社会が障害を持つ人への配慮と受容の姿勢をいかに欠いているか

オール・オブ・ユー(2024年製作の映画)

3.3

SFっぽいちょっとした捻りが加わっているのがApple TVらしいが、結局ありふれたロマンスの方向に進んでいく

モンスターハンティング 復讐の狩人(2018年製作の映画)

3.8

低予算ながら、明確なビジョンとアート寄りの美意識のお陰で意外と見応えがある

ディスクロージャー・デイ(2026年製作の映画)

3.5

SFとしては既視感が強く斬新さに欠け、かといって人間ドラマとして興味深いわけでもない。アクションシーンは平板な物語に起伏を作るためだけに導入されているような印象すらある。つまらないわけではないけれど、>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.7

2時間の映画にするために原作のストーリーを大胆に省略して一応は成功を収めていると思うけど、漫画の代わりにこれを人に勧めようとは全く思わない、そんな塩梅。

ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

3.8

人間の最悪の面と最良の面の両方を目の当たりにして眩暈がする

悲しみと怒り(2025年製作の映画)

3.2

説明的すぎて心に響くものはあまり無いが、挑戦的な姿勢は買いたい

これって生きてる?(2025年製作の映画)

3.8

地味さは否めないが、夫婦関係の破綻と再生を真摯に見つめた佳作には違いない

ユナボマー(2026年製作の映画)

2.8

心理描写は表面的で、真実に迫っている感じが全くしない。犯罪捜査パートもテンプレ的な描き方で退屈。

ナギダイアリー(2026年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

辺鄙な田舎で癒え切らない哀しみを燻ぶらせている寄子と、深刻なアイデンティティ・クライシスに陥っている友梨の、孤独な者同士の魂の交流(あるいは必然の衝突)が一応メインではありつつも、二人を取り巻く人物た>>続きを読む

ハート・オブ・ビースト(2026年製作の映画)

4.1

大いにお涙頂戴的ではあるが、一切の無駄が削ぎ落とされた引き締まった脚本と、オーディン役を務めたウーバー(および彼の3頭の息子たち)の名演によって、犬と人の絆の物語としてのポテンシャルが最大限引き出され>>続きを読む

シドニー(2022年製作の映画)

3.7

綿密な調査と多角的な分析に基づいているというよりは、最初から称賛ありきで作られたドキュメンタリーのように感じてしまう部分もあるものの、彼の紳士的な人柄と映画界での功績はそれだけ称賛に値するものだという>>続きを読む

エタニティ(2025年製作の映画)

3.9

長年連れ添ったパートナー(安定)と、短期燃焼の情熱の相手(刺激)、どちらを選ぶかというロマコメの王道中の王道の構図ではあるものの、奇妙な設定によって後者が早世した最初の夫であるという捻りが加わり、より>>続きを読む

Dads 父になること(2019年製作の映画)

3.7

現代における父親の在り方を探る、斬新さには欠けるが心温まるドキュメンタリー

ルックバック(2026年製作の映画)

4.0

好意的に解釈すれば、原作の魅力を損なわずに堅実に実写化しているということになるけれど、わざわざ是枝監督が貴重な時間を費やしたわりにはちょっと無難すぎて物足りなさすら覚える。普通に楽しめはしたけど、監督>>続きを読む

ルックバック(2024年製作の映画)

4.1

音楽がいささか感傷的すぎること以外にはケチを付ける余地がない

ワンオペレーション(2025年製作の映画)

4.4

状況が悪化していくことだけは予測できるが話の展開そのものは良い意味でカオティックで予測不可能で、とにかく面白い。追い詰められた極限の心理状態をサイケデリックな演出で表現するだけに留まらず、ホラーじみた>>続きを読む

Perfume“コールドスリープ” -25 years Document-(2026年製作の映画)

4.2

Perfumeの熱心なファンであったことは一度もないけれど、それでも彼女たちは間違いなく唯一無二の精彩を放っていたと思う

シュガーランドの亡霊たち(2019年製作の映画)

3.8

過激な思想に傾倒するきっかけとなるような絶望や孤独、幻滅は我々の日常のすぐそばにあるのかもしれない。それ以上に恐ろしいことなんてあるのだろうか。

シックス・バルーン(2018年製作の映画)

3.6

薬物依存が本人だけでなく周囲の人々に及ぼす影響は悲痛そのもの

私たちは、ちょうどいい。(2025年製作の映画)

4.0

何も知らずに「オデュッセイア」と続けて観たら、父親でない方のボブがまさかのオデュッセイアの盲目のエウマイオス役の人だった……。それはさておき、ところどころ感傷的すぎるきらいはあるものの、友情や思い遣り>>続きを読む

オデュッセイア(2026年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

贅を尽くした映像はスペクタクルなだけでなく詩的で格調高く、役者はカリスマ性と存在感のある者ばかり。時系列を自在に操る監督の手腕は相変わらずだが、変に凝りすぎて複雑になったりはしておらず、原作叙事詩やギ>>続きを読む

FAKE フェイク(2024年製作の映画)

3.5

デイジー・リドリーには好感を持てるが作品としてはパンチがやや弱い

渦(2000年製作の映画)

3.9

型破りな奇想と青白く霞んだような詩的な映像が筆舌に尽くしがたいほど素晴らしくて、画面から目を離せない。典型的なアートハウス系の小品として片付けてしまうにはもったいないほどの魔力がある。

映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~(2015年製作の映画)

3.9

このシリーズを初めてまともに観た。細部まで精巧に作られたオブジェクトの数々、卓越した表現力を誇るストップモーションアニメ、意外にもシックで洒落た色遣いなど、称賛すべき要素は無数にある。ただ、慣れの問題>>続きを読む