KARIN

汚れた血のKARINのレビュー・感想・評価

汚れた血(1986年製作の映画)
3.7
ボウイ!!
モダンラブ!!!
走れ走れ!!!!!

前から観たかった監督の映画が
フランシス・ハでオマージュされてたと知り、いい感じに繋がって鑑賞。
こういう巡り合わせで作品を発見するのは楽しくて、なんか特別なものになる感じがするな〜!

走るシーンはもちろんだけど、
全体的に映画というより、モダンダンスを見ているような感じだった。

設定、展開、世界観も不可思議
だけどリアルで生々しい。

バレエを習っていた子供の頃、モダンバレエの公演を観に行って訳がわからなかったことを思い出した。型にはまらなくて、衣装も変で、おかしいポーズもあったけどなんか心に残るあの感じ。この作品を観た後同じ気持ちになりました。

邦題の「汚れた血」がラストと重なって、センスいいなって思いました。

とても痛くて愛おしい、ゆっくりなのに風をビュンビュン感じるような映画でした!
KARIN

KARIN