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劇場版 SPEC 天のkensyoのレビュー・感想・評価

劇場版 SPEC 天(2012年製作の映画)
1.5
TV版までで力付きていたのに水を足して薄めてまだ「スープですよ」って言い張っているような映画版。

良い言い方ではないですが、このキャストでよくぞここまで、というほど中身がない、というかワクワクするシーンがない…。

ゲストの栗山千明
こんなに魅力なく描けるのはある位置ですごいと思う。
この作品は特に加瀬亮のキャラが崩壊していてカッコよさがなくなっていてびっくり。主演なのに…。
ドラマでは主演キャストの美貌だけでも楽しめた(無表情で切長の加瀬亮とか紙吹雪に塗れる戸田恵梨香とか)けれど、映画ではその魅力も弱くて、お寒いストーリーにお寒い映像をお寒いギャグで誤魔化そうとしてるように見える。

ギャグで逃げて時間稼ぎしなきゃいけないのは主人公側にバックボーンや意味のある行動をとらせらいからで、「私のプランならギリ勝率1%ね(キリッ)」のどこに頭脳使ってるかわからないし「ループ構造に捕まった!人質と味方ごと自爆だ!」って言う実行部隊にもドン引き。

次へのヒキの白い人(セカイ)もポーズも衣装もセリフも「マジで売れてるシリーズで大人が考えたの?」っていうくらい恥ずかしい…。

正直苦痛な90分。
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