桃龍

電柱小僧の冒険の桃龍のレビュー・感想・評価

電柱小僧の冒険(1995年製作の映画)
2.5
近所の早咲きの桜が満開だったので、その下でタブレットで観賞。
こんなマニアックな作品が野外で見られる時代が来るとはね。
もちろん多少は見づらいので、高画質ではない作品を選んだ。

作品は、1988年にPFFアワードのグランプリを獲ったバンパイアかつタイムトラベルもの。荒削りだが、スピード感やリズムがいい。
このとき28歳の塚本監督の才能を感じる。

後年、塚本さんは『野火』『ほかげ』で反戦を訴え、俳優としてはスコセッシの『沈黙』で演じた隠れキリシタンが良かった。
傑作『鉄男 TETSUO』で開花する才能の原点だね。
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