シリーズ第5作。お、これはなかなか熱い!
牧場を乗っ取ろうとする悪党と戦うという、西部劇オマージュが色濃い作品。わかりやすいストーリーですが、本作の特徴は、高倉健が一人で戦うのではなく、個性的な仲間と一緒に戦うところですね。高倉健が彼らとともに討ち入りをするというクライマックスが熱い。その仲間は、お約束の鬼寅(嵐寛寿郎)は当然として、待田京介、杉浦直樹、由利徹(いつもちょい役なのに意外!)と非常に濃い。なんだか「忠臣蔵」のような、「荒野の七人」のような、意表をつかれるカッコ良さでした。
本シリーズは今まで5〜6本は見ていますが、確実に上位に来る作品かと思います(他では、1作目と「北海編」が好き)。
BS12にて。