琵琶湖を舞台にした死のマラソン大会!追いつけば殺す!追いつかれたら殺される!しかし、ゴールではある奇跡が……。戦国時代から宇宙時代までを結ぶ感動のフィクション!
好きか嫌いかで言えば大好き。人に勧めるかと言えば相手を選ばずオススメしない「何かの事故」で生み出されてしまった作品です。気をつけろ。
「琵琶湖西岸を舞台にした愛犬を殺害されたことへの復讐を誓うアウトロー女性がマラソンで相手を殺すために奮闘する」
「戦国時代に弄ばれ琵琶湖に沈んだ女性の悲恋(前世)」
「前世からの運命の恋人に出会うが決して現世では結ばれない運命のいたずら」
という三本の筋を無理やり《ならば宇宙に行く》という強引な通し方で押し通すパワーは本当に感動した。
現代映画に必要なのはこういう部分であると考えさせられる。