スギノイチ

リバティ・バランスを射った男のスギノイチのレビュー・感想・評価

4.2
ジェームズ・スチュワートとジョン・ウェイン。
各々のイメージそのもののような性格を持つ2人の主人公。
現代の映画史における立ち位置にも重なってくる。
露悪的だったアル中記者(エドモンド・オブライエン)が、授業に向かうジェームズ・スチュワートの襟を正す場面が好きだ。

ほどなくして正統派西部劇が廃れ、本作に悪役として出演しているリー・マーヴィンやリー・ヴァン・クリーフといった面々が、この直後マカロニやリビジョニスト・ウエスタン時代に躍進していくのも出来すぎた映画史。
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