アノ

リバティ・バランスを射った男のアノのレビュー・感想・評価

4.9
冒頭の郷愁感に溢れた街巡りだけで泣きそうになる。
「法と秩序」で街に平和をもたらそうとしたランスは人々に勇気を与え「銃と暴力」の時代を終わらせたが、
それは同時にトムという男の人生を奪ったに等しいという…
フォードからの西部劇への鎮魂歌とも言うべき傑作。

飯屋でのジョン・ウェインの立ち回りは卑怯なほど格好良い。
バランスの子分を視線も向けずに蹴り飛ばすのが最高にクール。
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