本当に素敵なお話だった。
普通の人間でも失敗したことがトラウマになったりプレッシャーがかかる場面では緊張するものなのに、日々国民の象徴であることや血筋のプレッシャーに晒され続ける国王の場合は吃音症の克服へのプロセスは並々ならぬ努力が必要で困難な道のりだったことだろうと思う。
その上であの素晴らしいスピーチができたのはジョージ6世が努力家で粘り強いチャレンジャーだったからこそ。
そんな性格を厳格な父親が見抜いていたことにグッときた。
言語聴覚士ライオネルに出会えたことは正しくジョージ6世にとって素晴らしい一期一会。