mojojojoさんの映画レビュー・感想・評価

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.0

まさか泣けるやつだったとは。
気を抜くと涙がポロリな作品だった。
前作もそうだけど、マーベルの中では作りがオシャレというか、音楽のチョイスも最高で結構好み。
あとはやはり、グルートの可愛さは最強。
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ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)

2.5

最早ここまできたら、ご縁がなかったということで終わらせたい。
不運すぎるし、彼女のフォロー弱いし、彼女側の家族は好きになれないから結婚してこれから付き合いが続くと思うと心が折れるし、何よりも義父異常。
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インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

2.0

とりあえず色々詰め込んだ感じ。
めちゃくちゃとまでは言わないけど、無理矢理感否めず。
あと、謎の和風色必要だったのか疑問。
最初面白かったのに、尻すぼみ。

マーシュランド(2014年製作の映画)

3.5

ジメジメ、暗くて、正しくタイトル通り。
深みにハマっているのは人か街か。
終盤の畳み掛けからのラストは色々な見方ができる。
明確には言わないので、人によって解釈が異なる気がする。
こんな街嫌。

アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

3.5

まさかのラストで驚いた。
その手前でも十分驚くのに、そう来たかという感じ。

この時代の精神病院の治療は色々な映画でも見るけど、やっぱり異常。
素人でも、本当に治るのか眉唾物だと思う。
ラム院長の考え
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6日間(2017年製作の映画)

3.0

実話ベースなので、恐らく史実に基づいた流れなのだと思う。
それもあるのか、展開の盛り上がりは不足しているというか、どことなく不完全燃焼気味。
とはいえ、現実はドンパチするだけが全てではなく、緻密な作戦
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特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

4.0

シリーズ順番に見れていなくても内容的に違和感はなくて安心した。
特捜部Qシリーズの事件テーマが個人的に大好物。

今回は宗教もので、信心深さ故にお蔵入りになる事件も多くて宗教とは?と考えさせられる。
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.0

魔術師バージョンのカンバーバッチもカッコイイ。
わりとこれまでのMARVEL作品は体術系がメインだったので、魔術という一線を画すテーマも良かった。
映像はCGやVFXがすごくて、ノーラン作品みたいなシ
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ベスト・オブ・エネミーズ ~価値ある闘い~(2019年製作の映画)

4.5

相手を知るために交流をし、理解し尊重すること。
通常は人と人との当たり前のコミュニケーションではあるけど、人種差別という大きな壁を1枚隔てた間柄だと、相当なハードルがあり一筋縄ではいかないもの。
でも
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.0

MCUシリーズで1番ハラハラした上に、先が読めない不安が終始付きまとったストーリーだった。
いつかは衝突すると思っていたけど、ここまでとは。
喧嘩両成敗で片付けられるほど簡単でもなく、どちらともの言い
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

5.0

毎年海外の山火事ニュースが飛び込んでくる度、恥ずかしながらどこか他人事で受け止めていたけれど、この作品を観て180度見方や受け止め方が変わった。

人間はこれまでに培った先人の知恵と技術を武器に立ち向
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バサジャウンの影(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

三部作ということなので、少しばかり次への余力を残した形で終わっていた印象。
そのためミステリーなのかファンタジーなのか、その演出って大切なの?という疑問も度々あった。
途中、叔母含め特殊能力があるのか
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ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

4.0

所謂毒親の元で貧困に喘ぐ幼少期を過ごす主人公JDがとても不憫。

そしてそんな環境に腐るJDを正しき道に引き戻した祖母。
祖母自身、人生に苦労したからこそのJDへの行動や言動に心からの愛情を感じた。
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クリスマスドロップ作戦 ~南の島に降る奇跡~(2020年製作の映画)

3.0

南国のクリスマス。
クリスマスドロップ作戦はとても素敵な作戦で、日本も協力しているとは知らなかった。
この作戦自体はとても素敵で惹かれるものがあるけど、作品のテーマでもある恋愛はちょっと中途半端で、な
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

長尺でも捨てシーンは無くて、見応えたっぷり。
あっという間だった。

登場人物は多いし、何度も出るほど多用しないキャラ名も中にはあるので、ちょっと気を抜くとあれ誰のことだっけ?となってしまい、かなり集
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コネチカットにさよならを(2018年製作の映画)

3.0

せせこましく人生を生きていて、はたと立ち止まった瞬間、その全てにウンザリして肩の荷を下ろし、妻との関係にも終止符を打って別の道を進んだ主人公アンドレス。

にも関わらず、とても無計画で将来設計を立てず
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アントマン(2015年製作の映画)

4.0

これはこれまでのヒーローの中で地味だけど最強だと思う。
虫を操るなんてまだ可愛くて、もしもウィルスも操れちゃったらどうしよう。。と思いながら見てしまった。

大きくなったり小さくなったりスモールライト
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ザ・テキサス・レンジャーズ​(2019年製作の映画)

4.0

落ちぶれた元テキサス・レンジャーズが経験と実績を元にボニー&クライドを追い詰める。
ボニー&クライド側の視点が多い中で、逆側のストーリーというのが新鮮。
また追い詰める人間がリタイア組という渋さ。
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ランダム 存在の確率(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

彗星の影響で、別の世界で生きる自分たちと干渉してしまい、結果としてパラレルワールドの自分たちがいくつもの世界とランダムにミックスする。
シュレーディンガーの猫の説明でなるほど、と思ったし、面白い一方で
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.5

主人公のエルが可愛すぎる。
めげないし、挫けない。
頑張る姿はひたむき。
そして、人を差別することなく、みんなを巻き込んでいって、いつの間にか輪の中心に。
気持ちの良いハピエンストーリー。

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.5

てっきり過去に戻るかと思いきや、若い姿で現代の高校生に紛れ込むとは。
初めて知る子供達のスクールライフを見て色々と衝撃を受ける主人公マイクではあるけど、とにかくティーンモードのマイクは本当に良い奴。
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18歳の"やっちまえ"リスト(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

theティーン映画。
ハイスペックすぎる主人公が、学校を爆発させた友人達を庇った結果、受かっていたアイビーリーグが白紙になっちゃって、そこから急になんだか色々シフトチェンジしていく話。
終わりよければ
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

禁断の逢瀬からの大恋愛の話かと思いきや、まさかの悲恋でしかもナチス絡みとは。

本当ならば昇進も喜ばしいはずだけど、文字の読み書きが出来ないハンナは事務職は難しい。
彼女が文盲でなければ、アウシュヴィ
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15年後のラブソング(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

枯れオヤジ気味のイーサン・ホークがいいし、どんな様子でもやっぱりカッコよかった。

人生にしくじってしまって、てんやわんやになってはいたけど、豊富な人生経験から来る安心感というか、包容力がタッカーから
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グレイハウンド(2020年製作の映画)

4.0

とてもいぶし銀な映画。
Uボートと駆逐艦との壮絶な戦いに終始しており、余計な演出は一切無い真っ向勝負な作品。
そうなるとただドンパチやっているだけで単調になってしまうはずなのに、多くを語らなくとも伝わ
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

オシャレ。
特にギャッツビー視点になった時のどことなくオシャレなフィルターが発動していて、何気ない場面でもオシャレに感じた。
一方、アシュレーはドタバタしていて、安っぽさが否めない。
とにかく世間知ら
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パリピ的アフターライフの始め方(2021年製作の映画)

3.5

邦題がダサくて台無し。
内容はタイトルのような安っぽさはなくて、意外にも終盤の展開にグッときた。
ラストのまさかのオチにはクスッと笑わせてくれて、アフターライフが気になる。

クロニクル(2012年製作の映画)

3.0

正しく実写版AKIRA。
強力な力を手にした人間の心の闇が深い程危ないやつ。
最初は楽しそうだったのに。
しでかした事は酷すぎるけど、なんとかならなかったものか、もうちょっと上手いこと出来はず。。と思
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

確かにこれはthis is not a love story
でも、サマーに出会ったことでかなり凝縮した経験と成長ができた主人公トム。
王道の恋愛ものだと、再会した場面でサマーが離婚しててやっぱりトム
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

クリント・イーストウッドはこういう感じの撮り方もする人なのかと驚いた。
今までの作品とは少し毛色が違ったように感じる。

ストーリー全体の中で前置きは長めではあるけど、現在の主人公たちを語る上で小学校
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

もし、あの時別の選択をしていたら、今とは違った人生があったのかも。
誰でも大なり小なり考えたことがあるお題を、あるきっかけで実現してしまう主人公の話。

一見すると悩みもなく成功者として順風満帆に人生
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

近代の米露スパイものではあるけど、ロシア側がどことなく前時代的な演出が多め。
ストーリーはこの手の作品でよくある伏線回収ものではあったけど、そう来たかという演出で復讐も完遂。
ラストについては見る人に
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OCD 〜メンタル・クリニックは大騒ぎ〜(2017年製作の映画)

4.0

面白かった。
ストーリーのオチはある程度読めるけど、その過程とキャラクターが魅力的で終始楽しめた。

登場人物達が抱える強迫性障害についてコミカルに描いてはいたけど、もしこの病気を抱えていたら日常生活
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

主人公のクソ野郎具合がなかなか。
口からでまかせの行き当たりばったり自己中野郎。
とにかく人の話を聞かないし、人間的な魅力の欠片もなかった。
そりゃあんなことしてれば、上手くいくわけない。
最後の上げ
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これこれ!というタランティーノ節が炸裂していた。
序盤から中盤までは丁寧、且つ虎視眈々と確信に迫って、いよいよもって終盤、フラストレーションがたまった瞬間のタガの外れ具合は最高だった。
Dr.シュルツ
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

4.0

映像が美しい。
風景やインテリア、衣装がゴッホの絵画の色味と相まって、画面に映る全てのコントラストがとても静かで綺麗。

ゴッホが徐々に壊れていく様は切ないけれど、ゴッホの最期の解釈はとても新鮮で、作
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