賽

英国王のスピーチの賽のレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
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大好きな映画。事あるごとに見返しては、バーティに自分を重ねて苦しくなって、終盤に向かってじんわり温かい気持ちになる。思ったことを言いたいのに口からパッと出ない、喉に引っかかる、特定の文字が言えない、最初の一文字が発せられない… わかるわ〜の連続で苦しくなるし、吃音の者にしか理解できないもどかしさ、苦しさ、悲しみが痛いくらいに共感できて辛くもなるけれど、丁寧にリアルに描いていることで理解が広まったらいいな〜とも毎回思う。終わり方も好み。これからもきっと思い出したかのように見返すんだと思う。
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