おこちゃま

英国王のスピーチのおこちゃまのネタバレレビュー・内容・結末

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

そういえば何を以て上手なスピーチと言うのだろうな

原稿通りのミスがないスピーチ
抑揚は無いがスラスラとしたスピーチ
色々あるけどどうかなーって思った

私は話も上手くないしミスが怖いから一言一句原稿通りが安心するけど、聞いてて心に残るのは自分の言葉で話すものだなと社会人になって思う
社会人になって色んな人の演説、トークや講習、セミナーとか触れるけど、「その人」が見えるスピーチは面白いなと思う

バーティの最後の演説も、一つの音全てに力がこもっていて、ゆっくり話すもんだから威厳・迫力・緊張感や丁寧さがよく伝わってきた
吃音だからこそ、噛み締めて喋ることで出せる丁寧さと言うか。
開戦宣言だから不謹慎かもだけど言い終えた場面は拍手した

多分演説だけ聴いたら、国王がどれだけ悪態吐きながら、時には屈辱を味わいながら苦しんで練習したのか分からないほど。
苦手だから嫌だからと逃げるんじゃなくて、それでもやる、やらなければと自分を奮い立たせる姿勢は見習いたい

人の努力は知ろうと思わないと目に見えないなーと感じた
皆んなそれぞれ努力してるんだから私も頑張らなきゃ
不貞腐れてたらだめだよね
おこちゃま

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