物語の展開が、がらっと変わって観てる者を引き寄せる様なシーンなどはなかったけど、ずっと飽きずに観ていられた。
吃音症に悩むバーディを演じるコリン・ファースの演技がとても繊細で、彼の短気なところや、スピーチになると弱くなってしまうところなどが上手く表現されていた。
彼の事を信じ、対等な関係での信頼を築きあげ、一生の友として支え続けたライオネルの献身的な性格が彼を成功に導いたんだなぁと感じることの出来るとても良い演技だった。
数々の賞を取った作品の良さを深く理解できる人間になりたい。今の僕には良い作品だとは思ったけど、どこがどういう風に評価されているのかが掴み切れなかった。