河志麻二十日

誘う女の河志麻二十日のレビュー・感想・評価

誘う女(1995年製作の映画)
3.7
ニコール・キッドマンのハマり役!だと思いました。言わずもがなグラマラスな容姿、用意周到に見えて案外そうでもない感じなどなど、悪女を好演しています。
悪女に利用される青年役のホアキンも素晴らしかったです。ただの不良ではなく、愛に飢えた青年の悲しい目をしているのが印象的です。それだけでなく、触れたら切れそうな危なさというか怖さも滲み出ているのが不思議でありすごい所。
個人的にはエンドロールのシーンがとても好きです。登場人物はそれぞれキャラが立っていますが、とりわけ被害者の姉は冒頭からキャラ強めです。そんな彼女をエンドロールに持ってくるあたりが、私はとても気に入りました。