広島カップ

長崎ぶらぶら節の広島カップのレビュー・感想・評価

長崎ぶらぶら節(2000年製作の映画)
2.0
私、芸者さんの世界についてはよく知りません。
直に会ったこともまだありません。
この映画には色々なタイプの芸者さんが出てきます。
吉永小百合のようなお母さんの雰囲気を持った芸者さんがいたり、高島礼子、原田知世のような感じの人は私には少し気が強すぎる感じがして仲良く遊べない気がしますし、桂子師匠は浅草の芸人の雰囲気がプンプンしてきますし、少し若いですが尾上紫のような人がなんとなく私のなかでイメージする芸者さんです。
芸者さんの代替わりで吉永小百合から尾上紫へ引き継がれて行くところがなんとも言えず良かった。
なんだかまさに蕾から花が咲いていく感じがしました。

芸者さんの世界(座敷で四股踏んだりするんですね)がよく解らないのと同時に、この映画が私にとってスッキリしなかったのは、肝心の“ぶらぶら節“の歌の内容がよく解らないことです。
渡哲也と吉永で長崎に埋もれている歌を発掘して回るのですが、その中の一つ“ぶらぶら節“がどのように重要な意味合いを持っているのか解りにくかった。

その渡哲也ですが、和装で登場すると、私どうしても

♪呑むこと
すなわち
喜びさ
喜びの酒
松竹梅♪

が反射的に頭の中に流れてきて困っちゃいます。
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