歌うしらみがおりました

心中天網島の歌うしらみがおりましたのレビュー・感想・評価

心中天網島(1969年製作の映画)
2.5
確かに黒子ががっつり出てきて人物の動きをサポートしたり、その作り物感を強調するような抽象的なセットは興味深いけど、やっぱり平場の人間の動きが全然面白くない。そうなると「所詮はにんげんも何かの操り人形なのだ」とか「虚構と現実がどーたら」とか言われたがってそうな黒子も鼻についてくる。別に黒子が人を殺したっていいんだぜ。