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17歳のカルテのfmofmojimoのレビュー・感想・評価

17歳のカルテ(1999年製作の映画)
3.7
1960年代後半のアメリカ。裕福な家庭で育ったスザンナは周囲から少し浮いた存在だった。高校を卒業後進学せず作家になると決めたスザンナだったが、ある日頭痛薬を大量に飲み病院に搬送され、そのまま精神病院に収容されることになった。自分は正常だと訴えるも、医師から異常だと診断され、入院することになる。
最初は抵抗するが、他の患者たちとも打ち解けて、気性は荒いがどこか惹かれるリサとも親しくなり、スザンナはだんだん病院を居場所のように感じ始めている自分に気づく。

異常とはなにか、正常とはなにか、
自分はおかしいんだと思うと、世の中でうまく立ち回れないこともしかたないと、正当化されるような、安心感を得られる。1度その安心感を得た後、自分はまともだ、とできない自分を認めて世の中に立ち向かわなければならない恐怖。

ウェノラ・ライダー、こういう役似合うなあ。
ジャレッド・レトーもでてきて、ウーピー・ゴールドバーグもいて、アンジェリーナ・ジョリーも迫力あって、すき。
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