ぴろ

17歳のカルテのぴろのレビュー・感想・評価

17歳のカルテ(1999年製作の映画)
3.6
評価しにくいなぁ。

結局スザンナは境界性人格障害だったのか。
入院の必要性があったのか。
どこまでが病気と判断するのか。
その人らしさとは何か。
自分を表現することの大切さとは。

とか、そんなんを問うてるような感じ。

まぁ実際のところ、
スザンナがそんなに長期入院する必要はないよね。

誰だって無力感が強い時期はあるし、
自分のことが分からなくなったり、
間違いを起こすことだってある。

スザンナの場合は通院でいいやーんって感じ。
少しずつ信頼できる医療者と、
治療に向き合えればいいよねーって思った。

映画のストーリーで言うと、病院での治療っていうよりは、院内の患者との信頼関係とか自殺した子とかがキッカケで自分を見つめ直していったって感じかな。
その中心にいるのがリサ。

スザンナの内面を少しずつ解放していった。
いやいやそんなに人を追い込んだらヤバいでしょって思いながら、行動できなかった自分を振り返るキッカケにしたり、大きな存在でした。

全然気付かんかったけどアンジェリーナジョリーやったのね。キレイだし、すごい雰囲気のある女優さんだなーって思ってましたw

他の患者さんたちも良い味わい出してました。
ああいう患者さんいるからねぇ。
(…本業者です)
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