さえ

17歳のカルテのさえのレビュー・感想・評価

17歳のカルテ(1999年製作の映画)
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再度鑑賞。
前よりストーリーの細かい部分が明確に理解出来ることが出来て嬉しい。
時間が経って鑑賞することの感覚の違いをよく実感した。

彼女たちの心の葛藤、闘っているものに強く心打たれた。
私だって分からない。不安感。
私だけ、? 孤独。
心の側面が沢山あって嫌になることもあるけれど、この映画を見て暖まる言葉や感情に出会えるのではないでしょうか

再々鑑賞。

前回よりも確実に感情を揺さぶられた。
彼女たちの目が言葉以上の人生を語っている。放っている。

根底に漂っている不安や寂しさがこの映画を通して、共感し引き出してくれる。

かといって、これがはっきりと分かるものではなく、何が何なのか正解なのか真実なのか。
言葉では表せない、はっきりしたものではないからこそ引き込まれていくのだということ。

感情の形のない漂いを凄く感じさせてくれる作品。
さえ

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