kaz

グラン・トリノのkazのレビュー・感想・評価

グラン・トリノ(2008年製作の映画)
4.5
クソジジイの物語。
いや愛すべきクソジジイと言うべきですね。(笑)
ブチ切れた時の目つきが引くぐらいコワイ…
もはや孫を見るじぃじの目ではない。
そして隣家のクソババア(失礼!)とのやり取りも面白い。
ツバを吐き、昼間からビールを煽る…(何本も)
差別発言を連発し、他者への思いやりなどない。

しかしそんなクソジジイが隣家の少年タオと姉のスーと出会うことで少しずつ変化が…(2人とも良い子です)

亡き妻への愛を見る限り、決して真の意味でのクソジジイではない。ただ不器用(頑固)なだけ。
まさにクリント・イーストウッドのハマり役でした!と言うか逆に彼以外この役は考えられないですね。
文句なしの傑作です!!

何度でも会いたくなるクソジジイ。もうすでにクソジジイに会いたくなっている自分がいる…(笑)

ラストシーンのグラン・トリノがカッコ良すぎる、、、
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