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グラン・トリノのここのレビュー・感想・評価

グラン・トリノ(2008年製作の映画)
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人種をあえて口に出して表現することで相手をちゃんとみて、それでいて根本的なところに違いはないし、個性だと思わせてくれる話には納得したけど、レイプされた女性の描き方は軽い気がした。集団の男に殴られてレイプされたら、その先一生その傷を持って息を吸っていくことになる。案外死ぬことよりも生きてるほうが辛いことはたくさんある。今回レイプされたのは、紛れもなく主人公と相手側がもめたからであって、女性は完全なる被害の対象とされたのに、最後のシーンは何かが解決されたかのように明るくて納得がいかない。ずっと辛いのに。
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