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グラン・トリノのSのネタバレレビュー・内容・結末

グラン・トリノ(2008年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

50年代 アメリカン・ドリーム 当時のアメリカは経済的にも文化的にも凄く豊かだったのだなと思う。一方、その変化に対応できないウォルトは密かに感じる疎外感により孤立してしまった。隣に越してきたタオに安らぎを与えるべく、自ら犠牲になりある意味では銃を持たずギャングに勝ったんじゃないかな。床屋で男の会話を見せるシーン、ラストシーンの前に懺悔を行ったり、仕立てを行ったりしていたのも、自分の人生に幕を閉じる準備をしていたと思うと泣けました。ウォルトのように渋くカッコよく生きたい。
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