はんそく負け

日本一のショック男のはんそく負けのレビュー・感想・評価

日本一のショック男(1971年製作の映画)
2.9
東北の出唐子村で巡査をしていた日本(ヒノモト)だったが、村人はどんどん東京に出ていってしまう。遂に一人ぼっちになってしまうが、偶然村を訪れたOLを助けるため、ともに東京へ向かうことに…。

クレージー映画最終作。本作も加藤茶が出演しているため、下品なネタをぶっこんでくるかなぁ…と身構えていましたが、今回はそういったネタはあまり見られませんでした。一方で、減反政策やら公害問題やら、本作はやたらと社会問題に言及しており、後期クレージー映画の流れは色濃く残っています。今となっては楽しめる要素になっていますが、当時の人は映画でもそんなこと言われちゃあ疲れちゃうんじゃないかなぁ、と思う次第です。