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歓楽通りのkikoのレビュー・感想・評価

歓楽通り(2002年製作の映画)
3.2
一途に1人の女性に尽くし愛しぬいた切ない男の物語。1945年のパリ。娼婦の母を持ち、娼館で産まれ育ち、娼婦全員の世話役として働いていたプチ・ルイはある日運命を感じる1人の美しい娼婦マリオンと出逢う。彼女に献身的に尽くすプチ・ルイだったが、マリオンに運命の男が現れて‥。プチ・ルイが一役かってるとはいえマリオンそっちじゃない!そっちはやめとけ!と声をかけたくなる作品。容姿端麗だけど、厄災降りかかりまくり身勝手詐欺男を選んだマリオンの行く末は‥。愛する人に見返り求めず全身全霊で尽くすプチ・ルイだけど愛の形がちょいといびつで全てを受け入れすぎたなぁ。一生側に。の覚悟は相当なもんだけど。
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