冷蔵庫とプリンター

美人劇場の冷蔵庫とプリンターのレビュー・感想・評価

美人劇場(1941年製作の映画)
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凡庸なミュージカル映画。凡庸でもミュージカルシーンが続くのなら良いが、内幕モノの体裁を保つために主演3人の凡庸なメロドラマがそれぞれ付随しており手に負えない。レヴューのない中盤は特にキツい。
とはいえ歌えも踊れもしれないラナターナーとヘディラマーを庇うかのように躍動するジュディガーランドは素晴らしい。終盤畳み掛けるレヴューには、それなりのものを見たような気にさせるし、堕落して病気を患ったラナターナーがフォリーズ時代を思い出して優雅に階段を降りるシーンはグッときた。