ここにーる

ガルシアの首のここにーるのレビュー・感想・評価

ガルシアの首(1974年製作の映画)
4.5
かの村上春樹氏も大好きだというペキンパー作品の中でも指折りの傑作。大作家先生っぽくいわせてもらえば「"生首"をめぐる冒険」ってとこだろう。ガルシアはとっくに死んでいるのにしっかり話の中心に常に"それ"は在る。それをめぐる輩たちの無益の流血、そして死体の山になっていく一人一人がなぜかどうにも狂おしく愛しい。