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俺は流れ星の一のレビュー・感想・評価

俺は流れ星(1960年製作の映画)
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早撃ち自慢のサックス吹き川地民夫が無敵。小林旭の渡り鳥シリーズの二番煎じだがそこそこ楽しい。短いし。短いのに、新興ヤクザの三下役で登場したフランク永井が自慢の歌披露でレコード会社にスカウトされて東京へ旅立っていくというビクターのネジ込みエピソードまで。デビュー間もない郷鍈治が敵ながら義理堅い結構良い役で出演。流れ者・上野山功一が腹を撃ち抜かれて膝から崩れ落ち、口から吐いた血を自らハンカチで拭ってから絶命するのかっこよかった。スタイリッシュな死に方。
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