宇多田ヒカルさんが主題歌を歌うと知って、当時映画館まで足を運んだ作品。
まさか、竹内さんが亡くなるなんてその時は思いもよらなかったけれど、私は何の疑いもなくただ彼女の美しさに見惚れていました。
禁断の愛だからこそ燃え上がる恋心。
聡子の気持ちは置き去りに、お家の為に決まった宮家との縁談。
清顕の気持ちも分かる、聡子の気持ちも分かる。本当に切ない恋ですね。
三島由紀夫さんの想像力はとてつもないです。
宇多田ヒカルさんの「Be my last 」は聡子の気持ちを表した曲。曲作りでは映画だけ見て、最初の3行が直ぐに浮かんだとか。三島文学と宇多田文学が相まって、哀愁漂う恋愛ドラマを楽しませて頂きました。