春の雪の作品情報・感想・評価

「春の雪」に投稿された感想・評価

妻夫木君、嫌な奴の演技もありですね。大正時代のきらびやかさが良かったです。
ぱなお

ぱなおの感想・評価

3.3
映像も綺麗、音楽も綺麗(特にマーラー)、空気感も綺麗、竹内結子の目線も綺麗。それに、こういう文学作品を邦楽のエンディングがぶち壊してしまうようなことも多いですが、宇多田ヒカルの『Be My Last』が物凄くいい。余韻が感じられます。三島由紀夫なので、ケチをつけてもいけないな…とも思うのですが…、太宰にも出てくるような偏屈で自己中で悲観的で自暴自棄で卑怯な男性像に苛々が抑えられなかった。文学だ…我慢我慢…と鑑賞。原作を読んでみたい。源氏物語を思い出した。
感情移入はできないけど二人にしかわからない感情が主なので感情移入しなくていいと思う。
時代と衣装が素敵。竹内結子はとっても素敵。
YukiYamada

YukiYamadaの感想・評価

3.2
行定監督は職人監督なのだろうか…?そういうふうに撮っただけなのだろうか…?
堂々たるお上品文芸映画。超絶ウルトラクソ真面目に作った結果、清様みたいにただただ高潔な映画になって、名作感は感じられるが特に見ていて面白いかというとかなり微妙。
上品な映画を撮る際の資料としては最適だし、技巧的に参考になる演出は流石だと思う一方、一般人相手だと見る人を選ぶ作品じゃないだろうか。

原作未読なのでよくわからんが、清様がガキなのがすべての発端なので、まず妻夫木聡くんがミスキャストなのでは…?ウォーターボーイズの頃の妻夫木くんならまだわかるが、、、若造の若造らしい愚かさと、それを冷たく跳ね返す世界の構造というシステムが見えてこず、ただ感情的にストーリーが展開していくのがいかにも計画性のない邦画らしい。トータルデザインがそもそも行われずに部分部分でしか見ていないからこういう退屈系文芸映画になってしまうのだ。

これは本作に限らない問題であり、多くの邦画に言えることだと思うのだが、基本的なデザインや戦略がなく、走り出したらとにかく突撃していく脳筋しさが感じられ、で結局「大変だ大変だ」と騒いでいるところが透けて見えるのはいかがなものかと思う。

映像美に全振りしたという戦略があったのだとしたらすんまへん。たしかに近年稀に見る美しい映画でした。それは一見の価値ありかと思います。
もも

ももの感想・評価

3.8
今年の舞台「豊饒の海」の予習として観ました。

あんな美しい映画美しい世界がこの世にあるとは知りませんでした、、行定監督と三島由紀夫さん、、素晴らしい。

パワフルさと儚さが共存した感じが綺麗です。熱いが長くは続かない、ようで永遠の恋。なのかな
Uknow

Uknowの感想・評価

3.5
ちっちゃい志田未来ちゃんかわいい。

友人がひたすらにいいやつすぎて男の友情に泣ける。

映像美。
にこ

にこの感想・評価

3.0
13年前に映画館で鑑賞し、大人になってから初めて観た。
うーん…清様の態度が納得いかない…
もっと早く素直になればよかったのに。
自らタイミングを逃し、結局自分勝手な行動。お子様だな。
聡子が綺麗!ラストのBe My Lastは昔から大好き。
若尾文子出演作品なので観た。 
行定勲監督作品、若尾文子は冒頭と終盤に尼僧役での出演。登場は、橋の上でのロングショット。 

「ゆったりと流れる映像」で描かれた大正時代の華族社会における恋愛映画。三島由紀夫原作。 

清顕(妻夫木聡)と幼なじみの聡子(竹内結子)は相思相愛なのだが、清顕が子供っぽいためか、素直に愛し合えない。しかし、聡子が宮様と婚約した途端、清顕は聡子に会いたい気持ちが抑えられずに会った上で、聡子と肉体関係を持つ。
そして……。

「無声映画上映会」の場面があったり、公道で接吻していた清顕と聡子の横を軍人が行進する場面は大島渚監督『愛のコリーダ』を思い出させ、大阪行きの列車に乗った聡子をホームで追いかける清顕の場面は(聡子が手を振らないものの)D・リーン監督『旅情』を思い出させるなど、映画愛を感じる場面が多々みうけられた。 

とりわけ印象的だったのは、「オルゴールの響く場面」。久しぶりに「オルゴールはイイものだな」と思えた。 

2時間30分と長尺、且つ、ゆったりした映画なので、時間と気持ちにゆとりがある時に観る映画だと思う。
『瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ』
milkypan

milkypanの感想・評価

4.2
世界観が好き。自分でも気がつかないうちに好きだったのね。
プライドを優先すると後で後悔するんだなと思う
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