ホラー映画の傑作の1つ。
この映画の真の主役は、やはりカラス神父だろう。自身の母親の介護問題に苦しんだ故自身の信仰に疑問を持ちながらも、最後は一人の少女のために自分の命を投げって、懴悔の念と共に死んでいくその姿はまさにハードボイルド。
ボクシング(あのグレーのスウェットも)とカトリックという組み合わせ、しかもイタリア系移民というカラス神父の設定や風貌は3年後公開の『ロッキー』と重なる部分が多いが、果たして単なる偶然なのか…?
ディレクターズ版も好きだけど、スパイダーウォークだけは明らかにリーガンではないのがバレバレなので、あまり好きではない。