ましもり

トンケの蒼い空のましもりのレビュー・感想・評価

トンケの蒼い空(2003年製作の映画)
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タライふみふみ洗濯ウソソ氏、アイロンじゅわーウソソ氏、ピンクのゴム手でキムチ漬けるウソソ氏。
いつもの渋いウソン節を微塵も感じさせないまぬけそうな話し方が堪能できます。
犬が可愛いんですがまあ、先輩(「ひまわり」キムジョンテ)に市場に行かされた時から、そうなると思ったよね、、、!やりきれない!
しかし犬、ウソソ氏によく懐いている!!
GBWで勝手に後ろをついてくる馬といい、ウソソ氏は動物に好かれがち?
市場シーンの道端で寝てる白い犬も可愛かったぁ!

主人公チョルミン(誰も名前を呼ばず大人になってもトンケ/糞犬/駄犬と呼ばれてます。)は刑事の父と二人暮らし、その家に可哀想な生い立ちの不良少女ジョンエ(「女は冷たい嘘をつく」主人公のオムジウォンと同一人物にはとても見えない、オムジウォン…?)がやってきます。
このジョンエが、友達とバイクで2ケツするシーンが何とも良いです。ロンモチのノーヘル!友達、ワッフルパーマに紫メッシュでパッチンピンをクロス留め、オレンジ色のミニスカスーツ!時代!!なのか?!2003年で???それだけ密陽が田舎だということでしょうか。
ビニールハウスで賭博はタチャにもあったなあ。

ほぼ全編密陽ロケ。15年経った今はもっとずっと都市化してたりするのかもしれないですね。地方都市だけど開発されきっているわけでもない、田舎くささが美しく感じます。

キムジョンテは完全悪役で、パンイチでタイマン張って、わーいヽ(=´▽`=)ノみたいな韓流らしからぬハッピーエンド。いざという時のBGM(笑)でも当時人気のバンドを起用とのことで、視聴層には良かったのだろうと思います。念書書かせて署内でタイマンさせる刑事って何なのよ(笑)

身体ガリガリでお顔はふっくらなウソソさん可愛くてなかなかよかったです。なにより目が澄んでるんです、血走ってないんです。

日本公開時には前売り購入でウソン氏ブロマイドがもらえたとのこと、しかも全4種。
いいなぁ。キムヒウォンブロマイドとか…無さそうだもんなぁ…。
今度念願のファースト韓国に行ってきます、本場のおじさんブロマイドを掘り当てたいです!!(情報求む)
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