KAJI7

時をかける少女のKAJI7のレビュー・感想・評価

時をかける少女(2006年製作の映画)
3.6
配信に来たので何の気なしに観てみました😌
細田守の名を確固たるものにした作品ですね。大林監督のバージョンしか映画は観たことなかったですが、この作品にはアニメの表現があっているように思えます。
筒井の原作にはないちょっとした日常風景の描写も素敵です。

個人的には細田守は光の描き方が特に上手いと思っています。青春群像和製フェリーニ。
カーテン越しの柔らかい光。若い肌に突き刺さるような夏の強い日差し。アスファルトからの無機質な照り返し。キャラクターを次の展開に導くマジカルな光。
一見どれも同じようで、違った含みのある白色が、彼の作品をより豊かに感じさせる要素の一つなのでしょう。😊

現在、新作が公開中との事なので、そちらも鑑賞したいと思います!
KAJI7

KAJI7