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時をかける少女のdokkyのレビュー・感想・評価

時をかける少女(2006年製作の映画)
2.0
「時が止まればいいのに。その感情を人は青春とよぶ。」
日本一有名なタイムリープ作品。にもかかわらず、筒井康隆原作の小説も大林宣彦監督の映画も見たことがなかった。
タイムリープ、というファンタジーがなければ、ごくごく普通な青春群像劇。
主人公の女の子のガサツさとにぶさとジコチューさが気になる(とはいえ許せる範囲内)以外は、ごくごく普通な。
ただ、そこに、タイムリープ。
でも、タイムリープというエッセンスがなくても、青春って、振り返るとはかなくて一瞬だけど、渦中にいるときは永遠に感じるような、そんなもの。
何度も繰り返したくなる、そんなもの。
time waits for no one。
時が止まればいいのに。
永遠なんてないよね。
それが青春だもの。
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