まる

時をかける少女のまるのネタバレレビュー・内容・結末

時をかける少女(2006年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

もう何回見てるかわからないけど何回見ても涙が出るし胸がキュッとなるし、大好きだなぁ…とおもう作品。
仲里依紗さんの演技、上手い下手では表せない良さがあって私は大好き。彼女の声があってこその時かけ。そして奥華子さんのふたつの楽曲。本当に素晴らしいです。。

変わってしまうことが嫌で気付かないふりしたり、ずっとこのままでいれたらいいのになっておもう気持ちわかるし、矛盾したり自分勝手になっちゃうところもわかるし、真琴のこと全然嫌いになれない。

先のことなんて考えられなくて、今その瞬間自分のためだけに楽しくて美味しくてその時間が続くことを求めていた真琴が、徐々に誰かのためにタイムリープを使うことや、変化を受け入れることや、きっと千昭との約束を守るために必要な未来を決めたことに、胸が熱くなる。

何も知らないはずの功介の「真琴、前見て走れ!」のセリフが大好き。功介…めちゃめちゃ良い奴やな…。。。

消えた記憶と時間はあるけど、真琴・千昭・功介が出会って、つるんで野球してアイス食べてってした時間と思い出は無くならないのは良かったなぁとおもう。

千昭と真琴が再び出会うことはおそらくなくて、それをわかった上での最後のやりとりと約束だと思うと切ない。。
あの絵を通して再会し、繋がれる日が無事に訪れればいいなとおもう。
まる

まる