男の子がバレエダンサーという
夢を追いかける
成長サクセスストーリー。
と簡単にまとめられるけど
このお話のいいなと思ったのは
決して押し付けないところ。
夢を叶えるなら
頑張らないといけないとか
無理をしないといけないとか
そういう描写がそんなになくて
ただ、心から踊りたいと思うこと
それが、この男の子の、家族の、関わる人たちの夢となり
進んでゆく。
その感じがすごく心地よくて
ダンスのシーンでは一緒に踊りたくなったし
最後の白鳥の舞台では
固唾を飲んで見守った。
すっと優しく、描かれているから
ちょっと頑張ってみようと思えました。