Monica

リトル・ダンサーのMonicaのレビュー・感想・評価

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)
2.6
ビリーのお父さんやお兄ちゃんの最初の態度が嫌すぎて感情移入してイラついてしまったせいで、お父さんがビリーを見直してバレエをやらせようという気になったシーンでも、バレエの本質に感動したとか、ジェンダーの押し付けを反省したとかではなく、「何かを自分の意思で極めた」というビリーの行為にある種の「男らしさ」を見出したからいい気分になったんだろ!?などと勝手にムカついてしまったが、そのあとを見ていると、あぁこの人は文化に感動できる感性をもったおぢなのだなぁとしみじみした。
お母さんからのお手紙で、忘れられないことがビリーの「笑い声」よりも先に「泣き声」が書かれてるのが、なんか良かった。
英語が全然聞き取れなくて心がめげそうになった。
社会闘争を男の世界として描き、それを女の世界としての文化と対立させる構図がフラガールと似ていた。
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