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リトル・ダンサーのchibeeのレビュー・感想・評価

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)
4.3
イギリスの炭鉱町に住むビリーエリオットは父と兄と祖母と住んでいた
ある日、ビリーが通っているボクシングジムの端でバレエ教室が開かれることになった
もともと音楽に興味があったビリーはバレエ教室に通うようになるが、女の子がするものだという認識が強いバレエをすることに父親の反対を受ける
しかし、ビリーはプロのバレエダンサーを目指すようになる___

この作品の舞台が日本で公演されることになり、見に行くことができないので映画で鑑賞

ビリーがいかにプロのバレエダンサーを目指すかという話だと思っていたが、これは父と子の話だと思った

バレエをすることに反対する父親だったが、自分のプライドを捨てるところは心にぐっときた
いい父親だ
そして、ラストシーンの父親の涙にはこっちも泣けてきた
親に自分のやりたいことをやらせてもらえることって幸せなんだ

ビリーの自分が思ったように踊れない悔しさや、情けなさそして葛藤には共感できた
誰でも最初から全て出来る訳ではない
例え才能を認められた者でも

ビリーが言っていた「踊っている間は全部忘れる」って言葉
見てるこっちも同じで、踊っているのを見ている間は全部忘れられる

これは是非舞台を見たかったが、、、
悔しいな
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