mochikun

アイアンマンのmochikunのレビュー・感想・評価

アイアンマン(2008年製作の映画)
3.5
唐突にアメコミ映画を見直そうと思い立ち、なにはともあれアイアンマンから始めました。

アメリカ特有の自己批判的な体裁を取りつつも、しっかりエンタメ作品としても見られる、混じりっけなしのハリウッド然とした映画ですよね。
しかし、昔から僕はアメリカの「あんなことやらかして悔いてる俺たちを見て!」という態度に釈然としない気持ちを抱いています。
というのも、正直に言えば許してもらえるとでも思っているのか?というワシントンイズムを全否定な価値観が僕にはありますし、かつてここ日本には切腹という詫びる方法があったわけですから、「そんなに後悔しているなら腹切れ腹!」と言いたくなったりならなかったり(ならいないんですけど)。
あと、戦争で儲けて、それで傷ついた人たちを映画にして儲ける。そういう複合的なシステムが出来上がってんじゃないの?なんて穿った見方も出来ちゃいますよね。たとえそうであったとしてもアメリカ映画見ちゃうんですけども。

話が脱線したので戻しますと、結局アイアンマンってアメリカそのものだ、という見方に落とし込むならばもう感想なんて書かなくていいとも思うんですよね。そんなことは自明も自明なわけですし、なによりもアメリカ映画を語るうえで一番やっちゃいけないほど安易な論じ方なわけですから。
それならお前は新しい切り口で語れるんだろうな? と言われれば、分かりました受けて立ちましょう、と言わざるを得ない。なぜなら、僕はアイアンマンだから、という訳わかんないこと思いつきで言っちゃうような人が書いてる文章だと認識して頂きたいわけでございます。

あ、やっぱりアイアンマン2の感想を本腰入れて書こうと思いますので、アイアンマンの感想はここまで!
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