Scratchy

青年の椅子のScratchyのレビュー・感想・評価

青年の椅子(1962年製作の映画)
4.0
胃がキリキリしてくる東野英治郎のクソおやじにこすい藤村有弘に存在がいやらしい滝沢修に対する裕ちゃんは裕ちゃんで先輩の横で寝てるわ足を机の上に乗っけるわ。大失態のあともスイスイスッチョチョンのパイのパイのパイって鼻唄歌うメンタルはやっぱ裕次郎にしか合わないよ。日活のサラリーマンものいいなーお気楽系でもなく社会派でもなく。もちろんすぐにも有力者に心意気を買われ、九州男児オトコらしいとモテモテで、チンピラを差し向けられても追い払う、いい上司ウノジューといづみんに目を掛けられてってなんかおもちゃの映画もこんなんじゃなかったけ。海をバックにカメラが引いてく水谷八重子もライトアップされた噴水のいづみも素敵でいいけど、安井昌二訪ねて焼き芋屋の前で安井さんの妻にばったり会ってみやげの一升瓶渡して子どもが芋に群がって父ちゃんにも一個くれって屋根の修理してる安井さんが言って僕がもってくよって裕次郎が子どもから一本受け取って梯子のぼって手渡した焼き芋を半分にして裕次郎にどう?って差し出すとこがホント素晴らしい。あと五木の子守唄もー。
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