アバダケダブラ屋

終電車のアバダケダブラ屋のレビュー・感想・評価

終電車(1980年製作の映画)
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ナチ占領下のフランス。

男女の三角関係。

どちらもスリリングな題材なんだけど、どちらも描こうとしてしまったがゆえに結果的に中途半端になってる感。

戦争の終わり=三角関係の危うさの解消ではないからどうにも宙ぶらりん。というよりむしろ戦争終結によって夫が地上に出てきたわけだから、三角関係はこっからが本番では??

足フェチ全開、ろうそくあたりはいつものトリュフォー。


終電車の意味。
あの時代あの場所で終電車を逃すことはすなわち死を意味する。つまりそれに乗れるか乗れないかで大きく運命が変わってくるというモチーフ。


教会。劇場にゲシュタポが入ってくるところとかとか。一寸先は闇的な危うさ。そしてそれはもちろん戦争もそうだし男女の仲でも。ということ。


トリュフォーの冒険。
個人的には突然炎のごとくが
ベスト。