ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞。
絵本作家である田島征三の自伝的エッセイ「絵の中のぼくの村」の映画化。
トトロやホウ・シャオシェンの世界が広がっている!
古き良き日本の田舎の風景。
うさぎ追いしかの山にも、妖精はいるし妖怪もいるし、部落差別もある。
双子の少年が泣いたり喧嘩したり、甲高い声で方言で話すので何を言っているのかよくわからないけど何となく理解する。
3人の老婆の妖怪がかなりシュール。
良いことも悪いことも、夢もうつつもすべてひっくるめて在りし日の思い出。
子供は大人の世界を見ていないようでしっかり見ているから意外とリアルだし、ちゃんと覚えているものなんですよね。