現在公開中の続編が大変評価が高く、劇場で見た予告編も大迫力だったので、その鑑賞の復習として前作を久しぶりに見た。
良くも悪くも80年代の作品。内容は薄くて大音量で鳴り続ける当時のヒットソングが80年代だなぁと感じ、ソ連を名指しできなかったのは仕方が無いとしても、多国間でドックファイトが行われるというのは政治的にも大変な事態なのにあっさりと勃発したり、そのあたりは雑な印象は受ける。
まあでも一番に目を引くのはF-14のカッコ良さだろう。マクロスのバルキリーが参考にしたように、可変翼のフォルムは今でも美しく、当時、最新鋭の一角を担っていた戦闘機を劇中に登場させたのは大きい（ソ連の架空戦闘機Mig-28がF-5だったのはご愛敬）。リアルなドックファイトは当時の撮影技術としては頑張ったと思う。
さて、続編に登場する機体はFA-18っぽい。戦闘攻撃機（爆撃も行う戦闘機）ゆえに野暮ったい機体が美しくは無い。F-35やF-22を担ぎ出せれば大したものだけれども、それは難しいのかなぁ。期待して劇場に足を運ぼう。
