MCUでもDCEUでもない何か。そして、現実世界の米国大統領の方が余程怖い。
MCUというと、キャラや過去設定がワチャワチャ出て来て楽しませてくれる。それは、「知らない人は置いていかれる!」と思いな>>続きを読む
原作未読、アニメは鑑賞済み。
アニメは特異な美大受験というテーマが興味深く、飽きることなく最後まで見ることが出来た。特にうちの娘が美大に進みたいという希望があって、なお興味をそそられた。
(同じく美大>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
日本の土着的な恐怖を徹底的なリアリティで表現したJホラーの進化形
KADOKAWA主催の一般公募フィルムコンペティション「日本ホラー映画大賞」の第二回で大賞を受賞した近藤亮太監督の短編を長編化したの>>続きを読む
レイプリベンジものとは異なり、ニューヨークの男性という性に対して45口径を叩き込む無差別射殺魔の話。
もうね、主演のゾーイ・ルンドが美し過ぎるのさ。80年代ファッションに身を包んだゾーイが男を無差別>>続きを読む
実在する心霊スポット名をタイトルに使って誤認混同させる普通の心霊ホラー。
韓国の三大心霊スポットの一つに挙げられるヌルボムガーデン。詳細は不明だけど実話では「レストランとして開業」、「レストランの前>>続きを読む
死体を共通の宝物とする「スタンド・バイ・ミー」の高校生版。
死体は列車に轢かれた少年では無くおそらくはホームレスという違いはあるが、世の中を生きているんだか死んでいるのか自分たちでは分からない若者た>>続きを読む
子どもたちの超能力バトルだけど、大人には話せない子どもたちの孤独な戦いが感動的。主人公の9歳の少女には少し年が上の自閉症の姉がおり、その姉が重荷であったり大切にしたいと思ったり、家族という切り口でも感>>続きを読む
「アーリア人団結をめざす娘たち」という女性たちだけの白人至上主義グループ。その初会合の自己紹介から胸糞臭がぷんぷんしてきて最高でした。自分たちの不幸や能力の無さを有色人種のせいにする、悪いのは全部他人>>続きを読む
著作権が消滅している児童文学を元にしたエクスプロイテーション映画の類い。「プーさん」や「シンデレラ」、さらには「ミッキーマウス」など子供の頃に慣れ親しんだ作品が「こんなことになっちゃって」と感じさせる>>続きを読む
これだったら「ポルターガイスト」のクライマックスのプールの方が怖い。
呪われている自宅プールというワンアイデアの短編映画の長編化。この手のハリウッド家系ホラーってどうしていつもお父さんが取り憑かれる>>続きを読む
圧倒的な「地獄の黙示録」感!
映画館で見れば良かったと後悔した。モラルが失われた国土を突き進むジャーナリストたち。深部へ向かうほどに狂気に晒される彼らにBGMとして流されるロック、そして狂気は彼らに>>続きを読む
ラスボス、ナロのサノス感。
年末年始はお子様、ファミリー映画が多くて私が見たいと思う映画は限られてくるのだが、ファミリー映画でもディズニーは世相の反映も顕著で別格。というわけで本作を鑑賞。
アクシ>>続きを読む
ルチオ・フルチ作品再鑑賞の回、その第五弾。
「墓地裏の家」の後にジャッロに回帰した本作だが、この後の作品となった「マンハッタン・ベイビー」を皮切りにさらに駄作が続く。フルチ作品で面白いと言えるのはこ>>続きを読む
ルチオ・フルチ作品再鑑賞の回、その第四弾。
「サンゲリア」「地獄の門」「ビヨンド」をフルチの絶頂期とされているようだが、「ビヨンド」の後に公開されたのが本作。前三作にあった形振り構わないグロ描写が本>>続きを読む
ルチオ・フルチ作品再鑑賞の回、その第三弾。
「サンゲリア」「地獄の門」と来たら次は「ビヨンド」。「サンゲリア」の大ヒット後、「地獄の門」以降はグロいシーンありきで設定もストーリーもあってないような作>>続きを読む
ルチオ・フルチ作品再鑑賞の回、その第二弾。
「サンゲリア」の大ヒットに続くグロ満載のホラー作品。ゾンビ映画かと思うとそうでもない。元凶の首吊りした神父が登場するんだけど、神父や神父に殺された被害者も>>続きを読む
ルチオ・フルチ作品再鑑賞の回、その第一弾。
本作公開当時(1980年)、私は中学一年生になったばかりで一人で丸の内まで劇場に見に行った。今だったら確実にレイティングで見ることは出来なかっただろう。中>>続きを読む
先日鑑賞した「ダリオ・アルジェント PANICO」の監督であるサイモン・スカフィデによるルチオ・フルチのドキュメンタリー。
「ダリオ・アルジェント PANICO」と同じように映画の製作手法ではなく、>>続きを読む
御年84歳ダリオ・アルジェントのドキュメンタリー。
ダリオのドキュメンタリー「アルジェント・ザ・ナイトメア/鮮血のイリュージョン」は1986年の作品で人気絶頂の時期に当たり、ダリオの撮影手法をクローズ>>続きを読む
みんな大好きアートの新作。
こんな子供ですら容赦なく殺すアンモラルな残酷R指定映画が、全米で一位を獲得するってことが凄い(抜かれたのが「ジョーカー2」なので然もありなんな感じですが)。残酷表現もちゃ>>続きを読む
まるでB級映画の邦画タイトルのような本作は、ある程度のクオリティのある超オーソドックスな現代ゾンビ映画でした。
主人公は孤独から始まり、走って感染力が強く数秒で発症するゾンビは「28日後...」を思>>続きを読む
クラシカルな大金持ちの屋敷でその家族に酷いことをされる女性の話。最近見た「デ・ヴィル家の招待状」に似ている。もっとも、本作の方が先に製作・公開されている。
本作では花嫁として大金持ちに嫁いできてウェ>>続きを読む
高校生の単車窃盗犯グループの青春映画。これに少しだけJスプラッター風おふざけグロを塗した感じ。
口裂け女がキュートに描かれているのはこれが初めてか。なんか普通の役でも出演しているだけで笑えてしまう大>>続きを読む
典型的なスラッシャー映画かと思えば全然違う、変な映画でした。
水の都ベネチアが観光客に溢れ、それを良しと思わない地元民が観光客を襲うという一種の田舎ホラー。道化師の扮装をしたキ〇ガイと地元の秘密結社>>続きを読む
みんな大好きアート・ザ・クラウンが「テリファー」以前に登場した短編集である。ハロウィンの夜、キャンディと一緒に放り込まれていた謎のVHSをシッターと子どもたちが見るという話だが、そのVHSに収録されて>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
シャマラン監督作品は大好きでいつも劇場まで足を運んでいるんだけど、今回のはイマイチ。
ミュージシャンの実の娘をアリーナ規模の歌姫として起用するあたりは親バカちゃん極めりと思うけど、まあそれは良い。>>続きを読む
なんか変な映画。
シングルマザーのレネは謎の組織に拉致されて拘束されるんだけど、冷静な判断と肉体で拘束から抜けて鍵のかかった部屋から脱出する。その様を見て、あれ?これは「ナメてた相手が実は殺人マシンだ>>続きを読む
事件をリアルに極めて客観的な視点で描いた法廷劇。
転落して死亡した夫について殺人罪で起訴された妻。物的証拠が無い中、状況証拠が検察からも提出されるが、果たして妻は本当に夫を殺害しているのだろうか。法>>続きを読む
ソウシリーズ10作目となる本作だが、昨年9月に米国では公開されていたので一年越しでやっと公開されたことになる。
10作目でXというタイトルは「13日の金曜日」シリースでも「ジェイソンX」とされて、シリ>>続きを読む
プロモーションではサスペンス・スリラーとあるので、もう少し歴史ミステリー的な作品かと思ったら前半は「来る」を意識したガチホラー、後半は友情ものアクションホラーでしたw
前半は本当に面白い。ムーダンに>>続きを読む
社会分断のアンチヒーローとなり得る前作のジョーカーを続編でさらに増長させることを良しとしない、バットマンが存在しないリアルな世界観で刺激が強すぎるこのジョーカーを閉じるために製作されたと思われるような>>続きを読む
今年のホラー映画暫定ナンバー1!
70年代のライブショー自体が小粋で軽快、劇中の観客との一体感もあって劇場で一緒に拍手をしたくなる。登場人物も誰もが分かり易くてイイ!
本編とCMの時間の裏での展開が>>続きを読む
黒沢清作品らしく暗喩的で共感出来ないストーリーが感情移入を阻む。転売ヤーという売り手も買い手もなんとも思わないでただ利益だけを追求する人たちは自分が知らないうちに悪意を集め、一方でいつでも手が届くが触>>続きを読む
ティム・バートン流極上の悪趣味エンターテインメント!
まさか36年も経っているのにほぼ同じメインキャストで続編が見られるとは思ってもいなかった。前作を見たのは二十歳くらいで、その作家性からすぐにティ>>続きを読む
この映画は実話である連続殺人事件を元に製作されているが、決して昔の事件では無く現代の2006年に発覚した事件である。
快楽殺人事件を起こす犯人の狂気性は全世界共通なのかもしれないが、本作のテーマは貧>>続きを読む
5つの感情をキャラクタ化し、成長する女の子の内心を描いた前作の続編。今回は思春期に入った女の子の感情に、新たに大人の4つの感情が加わる。
前作は感情の擬人化によって人の成長を上手に表現できていること>>続きを読む