マキノ2

トップガンのマキノ2のレビュー・感想・評価

トップガン(1986年製作の映画)
2.8
昔の映画だからか、グラサン、革ジャン、バイク、日焼け、筋肉、音楽、THE・王道でこの渋さも悪くないなと思う。王道にかっこいい。私が想像するアメリカン。日焼けした筋肉ムキムキの男たちがビーチバレーしてるシーンが何気に1番好き(笑)ワイルド!

飛行機の戦闘シーンは迫力があるのは良かったけど、何が起きてるのか状況が分かりづらかった。でも40年近く前でこれだから、今映画にしたらどんだけ感動するんだろうと、気になるところ。(トップガンの最新作はまだ観れてない…)

"マーヴェリック"は「焼印の押されていない仔羊」の意味があり、そこから転じて「群れから離れた者」「孤独を好む者」「一匹狼」を表すようになった。←これってまさにマーヴェリックのことじゃん(笑)でも情熱があって天才肌でもその奔放さで周りに迷惑をかけるのは良くないと思う。こういうタイプって好かれるのかな?やるときはちゃんとやるから好かれるのか。映画の主人公になってるくらいだしね。私はあんまり好きじゃないかも。仲間が死ぬくらいのことがないと自分のブレーキを見つけられないんか?と思ってしまった。

それぞれのパイロットにコールサインなるものがついててそのセンスが結構的を得ていて面白い。正直恋人ポジションを教官にしたのはナンセンスだと思う。恋愛と仕事は分けろよ、特にパイロットは命をかける職業なんだから。

グースが亡くなった後、チャーリーは「ギブアップすることしか学ばなかったのね」バイパーは「私は変な慰めはしない。パイロットなんだから自分で判断しろ」と若干突き放すような対応の恋人と教官。この二人の対応が良かったと思う。変に悲しみと罪悪感にさいなまれる方向にいかなかった。

グースとキャロルの夫婦バカップルって感じでめっちゃ可愛い。キャロルがマーヴェリックが教官と恋愛してることを話すとグースが「秘密だよ。黙ってろよ、おしゃべり」っていって若干おちゃらけながらキスするシーンすごく好き。だからこの二人の結末が余計悲しい。
マキノ2

マキノ2