この手の映画はかなり好きでして、レオ様の演技も眩しい限りでした。（ビシッと決めてるのより今回の野性的なレオ様の方が好きです。）
完全に社会派の映画なんだけど、映画としての娯楽性もちゃんと併存してて、映画としても教材としても及第点の作品だと思います。
神はもう人間を見捨てたっていうセリフに一体何回頷かされだか分からないほどの、地獄。地獄の極地。
一つとして無駄なシーンがない。全部観なくてはという使命感とそもそもの映画の面白さもあって、あっという間。
rufが反政府軍に抵抗していくのは当たり前なんだけども、普通の一般市民を襲うのはなんでなんだろう？と思い調べると、はっきりとした答えはなくて、手当たり次第に襲う組織っぽく、尚更恐怖。そこら辺もうちょい説明してくれてもよかったけど、だからといって映画としての評価が下がるわけではないし、現代であそこまで合理性のない戦争が行われていたことに、ただただ驚愕です。
