全財産は(着てる)服と自由さ!
カレル・ゼマンのアニメーション。
家も家族も無いクラバート。
ある日喋るカラスに呼ばれ、
水車小屋へ行くと...。
独特の切り絵風の絵のタッチと、
アニメーションだけではなく
水車小屋の水など実写も交える
カレル・ゼマンな世界観。
水車小屋は、実は恐ろしい親方のいる
『魔法学校』だった。
様々な動物に変身し、
見張られながら仕事をこなす12人。
毎年、その内の1人は親方と対決。
対決前には自分の墓を掘らされ、
そしてやはり親方の勝利。
ずる賢さと悪魔的な魔法の力!!
1人減ると、水車が止まる。
しかし、すぐに新しい子供は
やってくるのだ。
飢えと生活に困っている子供は
世の中に沢山いるのだから...。
原作が『千と千尋の神隠し』の下地に。
少年少女の軽いファンタジーではない。
と原作本もご紹介されております。
確かに、このアニメ キッズには
おススメ出来ないダークファンタジー。