あー

クラバートのあーのレビュー・感想・評価

クラバート(1977年製作の映画)
3.4
全財産は(着てる)服と自由さ!

カレル・ゼマンのアニメーション。

家も家族も無いクラバート。

ある日喋るカラスに呼ばれ、
水車小屋へ行くと...。

独特の切り絵風の絵のタッチと、
アニメーションだけではなく
水車小屋の水など実写も交える
カレル・ゼマンな世界観。

水車小屋は、実は恐ろしい親方のいる
『魔法学校』だった。

様々な動物に変身し、
見張られながら仕事をこなす12人。

毎年、その内の1人は親方と対決。
対決前には自分の墓を掘らされ、
そしてやはり親方の勝利。

ずる賢さと悪魔的な魔法の力!!

1人減ると、水車が止まる。

しかし、すぐに新しい子供は
やってくるのだ。
飢えと生活に困っている子供は
世の中に沢山いるのだから...。

原作が『千と千尋の神隠し』の下地に。
少年少女の軽いファンタジーではない。
と原作本もご紹介されております。

確かに、このアニメ キッズには
おススメ出来ないダークファンタジー。
あー

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