当時、まあまあ話題になっていた作品だと思う。
当時映画館で観たはずなのだが、なぜか印象に残っていないので、あらためて観ることにした。
解夏ってそういう意味なのか~(多分当時も思ったはずだが)と、勉強にはなった。けれど、そりゃ印象に残っていない訳だわ。と納得の映画だった。
「失明」ってとてつもない恐怖なのに、淡々を進み最終的に失明する。家族や恋人や友人の支えや絆はあるが、あまり深く、印象的には描かれていない。
小学校の先生で生徒に好かれている描写はあるが、本人の信念や人となりがわからないから感情移入できない。
とにかく、基礎情報として必要なことの描き方が丁寧ではないので・・・「もしも失明すると宣告されたら???」と自分に置き換えて想像しにくいのが致命的。
石田ゆり子さんもなんだかな~、綺麗だから好きだけど。
綺麗な石田ゆり子さんが「綺麗な石田ゆり子さん」を演じているだけにしか見えない。