あお

解夏のあおのレビュー・感想・評価

解夏(2003年製作の映画)
3.5
若き日の大沢たかおと石田ゆりこの共演。

さだまさしの短編小説が原作だったとは!
小説家まで書いていたなんて、全然知らなかった。

2004年の作品。
流石に古い感じは否めない。

でも、寺の住職を演じた松村達雄の存在感がすごくて、圧倒された。

目が見えなくなると告白した人を前に、驚きすぎることなく、淡々と話をする。

生きていれば、そんなこともある。
それが人生というもの。
そう言われているような。

人生が終わるわけではない。
大袈裟に捉え過ぎるのではなく、悲観し過ぎるのではなく、愛してくれる人の手を離すことなく生きていこう。

そう主人公に思わせてくれた存在。

人は、思いがけないところで、思いがけない人に救われたりするんだなぁ。

キャストは、他にも有名どころがずらり。
主役の2人の演技が、まだまだ未熟に見えてしまうほど。

さだまさしが歌うエンディング曲が心に沁みた。
あお

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