いやー、もうね、文句なしにかっこいい。前作も素晴らしかったけど、今作も最高にクール。前作と比べたら笑えるシーンやお下品なシーン、やりすぎだろ！って言いたくなる演出は少なくなった気もするけど、やっぱり音楽が最高すぎるし、バスターがいるおかげでコミカルな可愛さがあったり、ちょっぴりハートフルな印象も受ける。それにしてもバスター役の子、イケてたなぁ。歌えるし踊れるし。よかった。
前作から18年ぶりの続編。ジョン・ベルーシが亡くなって、作品上でも故人となったジェイクへの敬意と愛を感じつつ寂しさの残る冒頭から、どう話が進んでいくんだろうと思ってたけどなんてことはない。心配ご無用に面白かった。
今作も出てたアレサ・フランクリンは安定の美声だったけど、中古車ディーラーとして成功してプチセレブになってたのにはちょっと笑った。
いちいち駐車の仕方が派手すぎてめっちゃツボ。そういうベタなくだらなさ大好き。そしてやっぱりあったお馴染みのパトカーとの追いかけっこ。からの、パトカー大量スプラッタ。尋常じゃないくらいの台数壊れるし、そもそも車ってこんなに空高く飛んだり宙を舞ったりする乗り物だっけ？って呆れつつ、アホすぎて笑っちゃう。ちなみに乗ってる警官は無傷。なぜ。
そしていちばんの魅せ場。終盤のコンテストでのライブシーン。痺れた。くそう、かっこいい。それにしても、B.B.キングといいエリック・クラプトンといい、彼らを率いるルイジアナ・ゲイター・ボーイズ豪華すぎる。対するブルース・ブラザーズのステージも、歌って踊って観客も巻き込む一体感に、にやにやしてしまった。最後に2バンドがセッションで仲良く歌って演奏するのも胸熱。湧いた。
これで終わりかーって思ったら、最後の最後にジェームズ牧師の独壇場。やられた。ずるいわー。
