たろさ

るろうに剣心のたろさのレビュー・感想・評価

るろうに剣心(2012年製作の映画)
2.5
明治時代、かつて人斬り抜刀斎と呼ばれた緋村剣心(佐藤健)は不殺の誓いを立て流浪人として日本各地を旅していた。東京に流れ着いた剣心は、辻斬りの流派と噂され門下生のいなくなった神谷活心流の師範代の少女、神谷薫(武井咲)と出会う。


アクションはとにかく早くておもしろかった。邦画ってアクションが苦手な印象だけど結構よかった。ただ剣の動きが早すぎて剣で戦っているようには見えなかった。
ドラマ部分は退屈。明神弥彦(田中偉登)、相楽左之助(青木崇高)、高荷恵(蒼井優)がなし崩し的に仲間になっていく描写も変。最後は恵を助けに武田邸に殴り込みに行くが、剣心と恵が交流した場面は非常に少ないのでちょっとモチベーションが薄い。全体的に剣心たちが交流している描写が少ないので仲間感は薄い。キャラクターが多すぎて渋滞してしまっている印象。
香川照之はいつも通りの嫌味な悪役。安定感があっていい。
「おろ?」「~ござる」という口調はマンガでは許されるけど実写では厳しい。
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